ニュース

2021.01.19

2020年の振り返り

環境と状況の大きすぎる変化への対応に追われるばかりで、あっという間に時間が過ぎて、振り返る余裕もなく終わってしまった2020年。

新年も3週目、正月ボケも年始の慌ただしさも落ち着いて少し余裕が出てきました。

2021年にまた挑戦をしていくために、改めて昨年は株式会社 北海紙工社、そして、ほっかいしこう社がどんな活動をしてきたのか振り返ってみたいと思います。

年賀状のお話でも挙げたように少しづつ発信していくという目標に向かって一歩づつ。
個別の詳細は追って記事にしたいなと希望をもちつつ、まずは特徴的なところを抜粋しながら全体を見渡していきたいと思います。

◯1月
・更新できていなかったインスタグラムを久々に更新
・オリジナル商品「北海道ポストカード 雪だるまのクマ」発売

◯2月
CON+ACT様1周年記念ポップアップイベント「花+光+酒+器」出展、コンセプト作成、ビジュアルプロデュース参加
・オリジナル商品「PAPER FLOWER VASE」発売(デザイン:川尻竜一様、設計:HACOYA HOKKAIDO様)

◯3月
・ポップアップイベント「北海道 巡る 文房具」@大丸藤井セントラル様
・紙博仙台参加予定→コロナ禍のため中止

◯4月
・個展「 果報 」(グラフィックデザイナー川尻竜一様)フライヤー製作
・個展「箱職人、中西洋也と56人のクリエイター展」アドバイザー、写真にて参加
・ポップアップイベント「ひとモノ暮らし市」出展
・( 緊急事態宣言 )

◯5月
・高濃度アルコール「サッポロハード75%」(札幌酒精工業様)ラベルシールのデザイン、製造
・( 緊急事態宣言解除 )

◯6月
・雑誌『デザインのひきだし40』綴じ込み付録、特集掲載
札幌円山動物園オフィシャルショップ様にて「北海道ポストカード」取り扱い開始
Twitterアカウント開始

◯7月
・オリジナル商品「WINE TREE」発売(デザイン:小林一毅様、設計:HACOYA HOKKAIDO様)
・雑誌『スロウ 64号』掲載

◯8月
・個展「OUTSIDE THE BOX」コンセプト作成、写真、印刷加工にて参加
・団体「北紙道 hokKAMIdo」結成、発起人を務める
・北紙道オリジナル商品「花と言の葉を綴じる旅」を合同制作
「新しいオンラインフェスティバル紙博」に北紙道 hokKAMIdoで出展
・北海道テレビ「イチオシ!!」テレビ取材・放映:北紙道 hokKAMIdoの取り組み

◯9月
・オリジナル商品「WINE TREE」組立動画撮影・編集・公開

◯10月
・週頭の朝礼時に社員持ち回りの3分スピーチ開始
・社内向け箱プレゼン開始

◯11月
・オリジナル商品「厚紙封筒」発売
・オンラインイベント「VIRTUAL ART BOOK FAIR」に北紙道 hokKAMIdoで出展
・北海道新聞様 「さっぽろ10区(とーく)」掲載:北紙道 hokKAMIdoの取り組み
・ICC様 記事掲載:北紙道 hokKAMIdoの取り組み
・IKKI KOBAYASHI+S@スパイラル青山 ORNAMENTS(+S Daily Ornaments Collection)製作
・かもゆうこ様の箱名刺製作。SNSから始まった制作の裏側まで記事にしていただく。
「工場で余った紙」を投稿→思わぬ反応をいただき廃材の可能性に気付く

◯12月
・催事「SAPPORO文具博覧会」@大丸札幌点様に北紙道 hokKAMIdoで出展
・ポパイマガジン様掲載:IKKI KOBAYASHI+ ORNAMENTS
・プログラフ様とTwitterにて初コラボキャンペーン。たくさんの方にフォローしていただく。
・インスタグラム、Twitterアカウントにてそれぞれフォロワー1,000名様達成。
工場と職人を主役にした年賀状の作成

 

もちろんここに書ききれなかったたくさんの仕事や、本来の印刷加工業務でも多くの挑戦がありましたが一旦こちらで振り返りは一区切り。

こう振り返ってみると、2020年早々に、更新できていなかったインスタグラムを久々に更新したり、初めてイベントに企画から参加するなど、試行錯誤しながらも新しいことに挑戦しようと1年をスタートしたことが思い出されます。

今までの目の前の作業に向き合いものづくりに集中する会社から、企画を考えること、それを文章にまとめること、写真を撮ることなど新しい方向性を模索して、ものづくりを軸に北海紙工社の新しい可能性を見つける年になるはずでした。

その矢先にコロナ禍が本格的になり、情報が入り乱れて混乱し、この先どうなってしまうのだろうかという不安に包まれました。会社としても大きな軌道修正を強いられ、刻々と変わる状況になんとか対応しながら過ごしていたのだなというのが見て取れます。

ですが、チーム北紙道 hokKAMIdoの結成や、それにまつわるオンラインイベントへの参加など、コロナ禍だからこそ団結し挑戦できたこともありました。

個人も企業にとっても大きく価値観が揺さぶられ、考えさせられることばかりでしたが、その中で社内の意識を変え、自分たちの仕事を見直すような試みにも前向きに取り組みはじめました。

それに応じるようにトピックも増えてきたような気がします。

本業である観光・イベント需要に支えられてきた北海道のパッケージ業界・印刷業界は、コロナ禍の影響を受け、まだまだ完全回復とは程遠い状況です。
それでも1年をなんとか無事に過ごすことができたのは取引先のみなさま、協力会社のみなさま、そしてこんな小さな地方の工場を応援していただけるみなさまのおかげと痛感しております。

こうして振り返るとまだまだやれたことはあったのでは、と悔しい思いも残ります。その気持ちを今年の挑戦にぶつけていきたいと思います。
本業の回復を目標にすることはもちろん、昨年の取り組みの中で見つけることのできた色々な可能性を育てていきたいです。

仕事のひとつづつに向き合いながら、去年よりも良いものを作ってお届けできるような1年にしていきたいと思います。

またみなさまと素敵な仕事ができる事を願って、精進いたします!
改めまして本年もよろしくお願いいたします。

 

※冒頭の写真は発信するための準備風景です。鋭意制作中の記事もお楽しみに!